冬靴と夏靴の大きな違いは、ソールの硬さと保温力です。
では、なぜ冬靴のソールは硬いのでしょうか?
それは、積雪量が多く傾斜のある雪山登山では前爪のある10本爪以上のアイゼンが必須になるからです!
もしも、本格的なアイゼンを夏靴に付けて歩行したら。。
アイゼンは曲がらないのにソールは曲がってしまい、とっても外れやすい状態に(>_<)
危ないですね!なので、冬靴のソールは非常に硬くなっていて、アイゼンがしっかり取り付けられるように、コバと呼ばれる溝があります!
屈強な男性スタッフでも曲げれません!
続いて保温力。
厳冬期用の登山靴には、寒さから足を守ってくれる保温材が入っています。
でも、この保温力を活かす為にはきちんとしたフィッティングがとても大切なんです!
どんな靴を選ぶ時にも大切なのはフィット感!
でも冬靴の場合、タイト過ぎる靴はNG!これは、分厚い靴下を履くからというのも理由の一つですが、一番の理由は血行が悪くなるのを防ぐ為です。
かといって、中で足がずれてしまうような靴は、歩きにくくてとっても危険。冬靴選びは夏靴選びよりもさらに難しいかも!?
厚手のウールの靴下がオススメです★
冬靴を選ぶ際のチェックポイントは。
・分厚い靴下を履いた状態でつま先に1cm以上余裕があるかどうか
・全体的にキツ過ぎず、適度なフィット感があるかどうか
・登りでつま先に力を入れて踏み込んだ際に、かかとの浮きが気にならないかどうか
・下りでつま先が前に当たらないかどうか
・その他違和感のある箇所はないかどうか
ちなみに私は、スカルパのジョラスプロGTXを愛用中♪
レザー使用のものと比べると保温力はやや劣りますが、100g以上軽量化されているのが魅力。この靴でこの冬はどこに行こうかと現在計画中~(^^)
気になる冷えは、保温性抜群の魔法のインソールでカバーしています!
あったかくて歩きやすさもUP★
ぴったりの靴で冬も登山を楽しみましょう♪
by まいまい