皆さんこんにちは。
先日出掛けた高島トレイルネタが続きますが、今回はトレイル中のリスク(危険)に関してです。
道迷いやケガ、病気、天候悪化はもちろん恐ろしいですが、それ以外に野生生物や虫も恐いですね。
①熊
時折ですが目撃情報があります。対策として高音に強い熊鈴を持参。(熊の聴力は高音域の方が敏感だそうです。)あれば熊よけスプレーなんてのもありますがこれを使うシーンなんで正直想像したくありません。
②スズメバチ
今年は気象条件が揃い、固体が多くなっているとの事だったのでスズメバチジェットを持参。
すぐ出せる場所に携帯するのがポイントです。
③マダニ
過去のレポートを読んでいるとマダニが足に付いていた、という記述がありました。
マダニを忌避するディート剤を含む虫よけスプレーと、万が一咬まれた時に使用する除去ピンセットを準備。
加えて定期的にマダニが不着していないかどうかを確認する作業を行いました。
やり方は以下の通りです。
●自分の足元やお互いの身体をチェックする。
●何もなければ「NO!!」
「マダニ!!」
毎時00分に確認し、何もなければこのポーズをするルールとしました。はい。何事も楽まなければなりません。
(注釈)00分にチェックするのはマダニがゼロという願いが込められています。
④マムシ
特に踏み跡がない地面では足元に注意して歩きました。
念の為ポイズンリムーバーも持参。今回は使用しませんでしたが足元にゲイターがあれば安心です。
⑤部長
当初「高島トレイルの天敵四天王」として①~④を位置付けておりましたが、5日間24時間一緒でささいな事で部長と不穏にならないかを心配していた私に「もう1つあるで~。荻ちゃんや!!5大天敵や」と自分で言い出しました。
(決して私が言った訳ではありません。笑)
事前の対策は出来ませんでしたが、暑さに弱いのでレイヤリング調整の声掛けをこまめにしたり好物のグミをあげたりしました。
逆に私に対しては食事や寒さ、お手洗いの事をとても気にかけてくれ、結果不穏にならずに済みました。良かったです。
ごまかしのきかない自然の中で、良くも悪くも本性が出る事の多い長期登山。親しき仲にも礼儀あり、を心掛けるようにしています(^^)
皆様にもおとな女子登山部を通して素敵な山友が出来ます様、私達もまだまだ頑張ります!!