秋の北アルプステント泊装備(防寒編)by荻野なずな

9月に入り、過ごしやすい気候になって来ました。

この時期のテント泊装備って、寒いのか、暑いのか、どの程度の物を持って行けばいいのか悩ましい方もいらっしゃると思います。

昨年あややと共に、9月25日から北アルプスの黒部五郎岳へ行った時の、私の装備をご紹介します。

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シュラフは、イスカ エア280ショート
ショートサイズで、身長170cm以下の方であればOKです。
800フィルパワーの高品質ダウンを使用しております。

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シュラフは、防水のコンプレッションバッグで更に小さくして収納。

マットは、サーマレスト ネオエアー(今はモデルチェンジで、ネオエアーXライトがいいぞ!)
このマットは、中のウレタンマットが無いので、かさ張らず、軽量コンパクト。
その分、膨らませるには自身の肺活量だけが頼りです。
正直、山の上で膨らませると、クラクラするレベルですが、ふくらました時の厚さが凄まじく、缶チューハイの円形くらいがあるので、背中から奪われる冷気を遮断し、熱を保ってくれます。とにかく寝心地最高。

ちょっと今の装備だと寒いと感じている方、思い切ってマットを替えてみるのも手ですぞ!

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防寒着は、厚めのダウンと、ダウンパンツ。
バーグハウス ウルヴェタンナハイブリットダウンジャケット
濡れに強いハイドロダウンが頼もしい!
夏のアルプスであれば、ライトダウンで行くのですが、この時期は朝晩も冷えますし、テントの外でご飯を作ったり食べたり、飲んだりするので、もう一段階厚いダウンをチョイスします。
寝る時も、万が一寒かった場合、シュラフの中で毛布の様にして使います。

 

ダウンパンツ ME 七分丈ダウンパンツ
丈が短いことでよりコンパクトで軽量になっていますが、女性の方は寒さに弱い方が多いので、あややのように、フルレングスの方がいいかもです。

これらをシュラフ同様、防水のコンプレッションバッグにまとめて収納します。

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テン場の様子。ニット帽も必須ですぞ!

行動中は、ウールのTシャツ。寒くなったら、パタゴニア フーディニジャケット

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雨が降ったら、レインウエア。テン場に着いたら、ダウンジャケット
ついでに海苔があったら、ちぎって歯に着ける。

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私は暑がりなので、ウールの半袖でしたが、あややは長袖を着ていました。

 

最後に、、、
これはあくまでも、私の装備です。色々経験した中で、自分で選んだものです。
暑さ寒さの感じ方は人それぞれなので、「荻野がコレで大丈夫って言ってたのに、寒かったじゃないか!」というお言葉は、ご容赦いただき、ひとつの例としてご参考までにして頂きますよう。

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